西インド洋 Island Hopping


         清水 彰夫(JA3JM/AA5K)

 1995年の年末から1996年の年始にかけて西インド洋の3B8(モーリシャス)・ FH(マヨット)・FR(レユニオン)から運用いたしました。そのときの状況についてご紹介いた します。
 

1995/6 西インド洋 Island Hopping の行程

 モーリシャス・レユニ オン方面への直行便はない。ホンコン・シンガポールまたはクアラルンプールでモーリシャス航空の モーリシャス行きに乗り継ぐ。
 レユニオンへはモーリシャスでモーリシャス航空またはオーストラル航空に、マヨットへはさらに レユニオンでオーストラル航空に乗り継ぐことになる。
 また、チケットはモーリシャスまでは日本で手配が可能であるが、レユニオン・マヨットについては モーリシャスでの購入となる。

 現在(2003年10月)モーリシャス航空で「インディアンオーシャンパス」を購入できるようになりました。 周辺の島々へ行くのに他社の便の予約もできますし、かなり安くなると思います。 詳しくはモーリシャス航空のサイトをご覧ください。


Singapore Airlines
シンガポール航空


Air Mauritius
モーリシャス航空


Air Austral


 


モーリシャスの概略地図


マヨットの概略地図


レユニオンの概略地図


 

今回のスケジュール表

Date Leave Flight Arrive Stay
12 16 Sa KIX 1200 SQ 985 1746 SIN  
SIN 2350 MK 747    
12 17 Su     0315 MRU 3B8/JA3JM

Bay View Hotel
Tel: 230-247-2616
Fax: 230-247-2772
12 18 Mo      
12 19 Tu      
12 20 We      
         
12 26 Tu      
12 27 We MRU 1155 UU 125 1230 RUN  
RUN 1400 UU 2231 1510 DZA FH/JA3JM

Hotel le Rocher
Tel: 269-60-15-05
Fax: 269-60-14-44
12 28 Th      
12 29 Fr      
12 30 Sa      
12 31 Su      
1 1 Mo DZA 1305 UU 212 1605 RUN FR/JA3JM

Hotel le Bouvet
Tel: 262-50-14-96
1 2 Tu      
1 3 We      
1 4 Th      
1 5 Fr RUN 1700 UU 108 1740 MRU  
MRU 2215 MK 746    
1 6 Sa     0915 SIN  
SIN 1100 SQ 984 1920 KIX  

 


コモロからの手紙


モ−リシャスのテレコム・オ−ソリティからの手紙

 

1995/6 西インド洋 Island Hopping (1)

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免許の申請
ホテルとチケットの手配
 

●免許の申請

 2月にグアム・パラオ・サイパンに DX-Vacationに出掛けてから半年ほどたち、また 「どこかへ行きたいな」、とムシが騒ぎだした。
 前回が近場であったため、もう少し遠くでそれなりのニ−ズがあるところ、特にサテラ イトでファ−スト・エバ−かほとんどアクティビティが無いところ、時期としては、サテライトの 状態が良い12月中、として南太平洋方面、モルディブ・スリランカ、マダガスカル付近の西インド洋 等を候補地に、検討を始める。
 最近の各地からの運用の状況から、西インド洋のS7(セイシェル)・3B8(モ−リシャス) ・FR(レユニオン)・5R(マダガスカル)・D6(コモロ)・FH(マヨット)の内の3〜4 カントリ−を回ることにして、この方面で運用の経験があるOMに免許やホテルの状況などについて 問い合わせをする。

 免許については;

・セイシェルは決まったフォ−ムがあり、免許がおりるまで3ヵ月はかかる。

・モ−リシャスは決まったフォ−ムが無く、日本人が免許を得るのは非常に難しい。

・レユニオンとマヨットはフランスとの相互運用協定に基づいて、容易に免許が得られる。

・コモロは決まったフォ−ムは無いが、免許は容易に得られる。

・マダガスカルは現地に駐在の人のお世話にならない とダメなよう。

     ということで、3B8、D6、FRの3カントリ−と飛行機の便がとれ、時間があれば FHに行くことに決めて、免許の申請をする。このうち、3B8とFHはサテライトの運用が、 今までに全く無いようで、計画どおり運用できればファ−スト・エバ−になる。

 レユニオンとマヨットはフランスとの相互運用協定による免許なので、フォ−ムをJA RLから入手し、手引きに従って書類を作成して、9月5日に申請書を発送する。 (現在は手続きは不要です。)

 モ−リシャスについては必要な事項を記載した申請書を自作し、日本の免許の英文証明書と 米国の免許証のコピ−、使用するトランシ−バ−の仕様書、ブロック図、パスポ−トのコピ−を添えて 9月8日に発送する。

自作したモーリシャスの免許申請書の様式

 モ−リシャスには別カントリ−になる3B9(ロドリゲス島)と3B6/7(アガレガ島・ サンブランドン島)がある。3B6/7へは難しいが、3B9へは定期便があり、自由に旅行できるので、 免許がおりるようであれば行こうと、同時に申請をしておく。

 コモロについてはモ−リシャスの申請書とほぼ同じ内容で(国名やあて先を変更)、9月22日に 発送する。

 10月も半ばを過ぎ、免許がおりるか心配になりだした頃、コモロとモ−リシャスから 相次いで、現地に到着後、免許を発行する旨の手紙が到着する。
 コモロは「D68AS」というイニシャルのサフィックスを持ったコ−ルサインをくれている。
 モ−リシャスはコ−ルサインが書かれていないので「3B8/JA3JM」になるか「3B8/ AA5K」になるか分からないが、免許がおりることには間違いない。
 「3B9」については残念ながら「Mauritius only」と書いてあり、ダメのようである。
 これらの手紙は通関のとき、トランシ−バ−などの機材を持ち込むのに重要な書類となる。
 

免許の申請
ホテルとチケットの手配
 

●ホテルとチケットの手配

 レユニオンとマヨッテの免許がまだ届かないが、相互運用協定に基づくものなので間違いはない として、日程を12月16日出発、1月8日帰国のスケジュ−ルと決め、ホテルとチケットの手配を 始める。

 11月に入ってすぐに、個人旅行が得意といわれているW社に見積りを依頼する。とこ ろが、10日経っても何の返事もなく、シビレを切らして電話を入れると、まだ手配をしていなかった とのこと。改めて手配をお願いする。
 丁度この頃、FR5DNがサテライトで私を探しているというQSPを何人かのOMからいただく。 FR5DNとは何回かサテライトでQSOしており、送ったQSLカ−ドの片隅に「FRへ行くかも知れ ない」と書いておいたので、予定などを聞き出そうとしているようである。
 何日が後にFR5DN・PhilとQSOし、コンディションの悪い中、なんとかFAX番号を 聞き出し、FAXでスケジュ−ルなどを連絡することを約束する。
 モ−リシャスのホテルは島の北西海岸にあり、テレコム・オ−ソリティがある Port Louis に 近く、アマチュア無線の運用の実績もある Bayview Hotel  に決め、予約のFAXを入れる。翌日にはさっそく返事があり、部屋の予約と無線の運用のOKをくれる。 やはり実績があると話が早い。
 コモロのホテルも運用の実績がある Hotel Coelacanthe  に決めたがここにはFAXが 無く、予約の手紙をエア−メイルで送付する。
 レユニオンのホテルは、かなり前の雑誌の記事に書かれていたホテルをガイドブックから探しだ した。このホテルは島の東北部にある St Benoit (サン・ブノアと読む)という街にある Hotel Le Bouvet  という小さなホテルであるが、東の方がすぐ海で無線をやるのには抜群の ロケ−ションのようである。ここにはFAXがないし、ご存じのようにレユニオンはほとんどフランス語 しか通じないので、FR5DN・PhilにFAXをして予約をしてもらおうと、旅行のスケジュ−ルととも に、何度もFAXを送るが、通じない。仕方なく、手紙をFR5DNにエア−メイルで送くる。
 そうこうしている内に旅行社から見積りがくる。モ−リシャスまでは一部キャンセル待 ちの区間があるが何とか取れそうである。ところが、今までモ−リシャス航空との共同運航であった コモロ行の便が、オ−ストラル航空の単独運航になり、日本からは手配ができないとのこと。やはり、 という感じであるがもう少し早く言ってくれればよいのに。
 このようなときの常套手段、モ−リシャスで滞在する Bayview Hotelに予約をお願いするFAX を送る。
 翌日には返事がきたが、クリスマス・シ−ズンのためか予定していた全便が満席とのこと。 スケジュ−ルを変更するのであればコンタクトするようにと、現地の旅行業者を紹介してくれる。
 早速、予定の便のキャンセル待ちとコモロの代わりにマヨットへ行く第二希望の予約を入れて もらうようその旅行業者にFAX を入れる。返事はいずれもレユニオンへの帰りの便はOKであるが、 その他はキャンセル待ちである。
 11月も20日を過ぎ、予定している DX-Vacationの直前に発売される雑誌の締切も 迫ったので、当初のスケジュ−ルで DX-Vacation の予定の掲載を依頼する。12月に 入ってもフライトが確定せずイライラ状態が続く。 DX-Vacation  の情報はインタ−ネッ トにも乗せられたようで、 NX1L 秋山氏をはじめヨ−ロッパなどからサテライトや160mのスケ ジュ−ルの申し込みがくる。
 FR5DNからレユニオンでのホテルの予約ができた旨のFAXがはいる。お礼と現在 のフライトの状況を知らせるFAXをいれる。今回はFAXもすぐにつながる。
 12月8日になって、モ−リシャスの旅行業者からマヨット行のフライトが全部確定した旨の FAXが届く。ヤレヤレである。しかし、レユニオンでの日程が変わったので、またまたFR5DN・ フィルの手を煩わして Hotel Le Bouvet  の予約の変更とマヨットのホテルの予約をお願いする。 マヨットのホテルは空港のある小さな島にある Hotel du Rocher で、ガイドブックによると、 東側はすぐ海になっており、ロケ−ションは良さそうである。
 FR5DN・フィルからは出発の前々日、14日に返事が届き、レユニオン空港へは、 FR5GS・Axelが出迎えにきてくれることになる。マヨットのホテルの予約はOKであるが、 アマチュア無線の運用については、あまり良い返事が得られないようで、具体的にどのようなアンテナを 建てたいのか知らせて来るように、とのことである。ホテルのFAX番号が分かったので、とりあえず どのようなアンテナを建てたいか、図に書いてFAXをいれ、あとは現地で交渉することにする。
 モ−リシャスまでのチケットが手元に届いたのが出発に前日の昼すぎ。このように直前まで スケジュ−ルが確定せず、気をもませたのは初めてである。

免許の申請
ホテルとチケットの手配

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