1995 グアム・パラオ・サイパン

清水 彰夫(JA3JM/AA5K)

 1995年2月13日から21日にかけて
グアム・パラオ・サイパンに旅行し、それぞれ
AA5K/AH2・KC6AS・AA5K/AH0
で運用いたしました。
 グアムは最も近いアメリカと言われており、
皆様方も訪れる機会があるかと思います。
また、グアムやサイパンは相互運用協定で
日本の免許に基づいて運用許可が得られますので、
海外からの運用を
ぜひ体験していただきたいと思います。
その時の状況などをお知らせいたします。

1995 グアム・パラオ・サイパン の行程

Date Leave Flight Arrive Stay
2 13 Mo NGO 1230 NW 58 1700 GUM AA5K/AH2

Hotel Sunroute Guam Ocean-View
Tel: 671-649-9670
Fax: 671-649-0526
2 14 Tu      
2 15 We      
2 16 Th      
2 17 Fr GUM 0750 CO 951 0945 ROR  



屋上に架設したサテライト用アンテナ


AA5K/AH2 のログ 最後のページ


 


上空からの空港とタモン湾沿いのホテル街


雲に映った機影


途中経由したヤップ島


上空からのロックアイランド


上空からのコロール島


 


ニュー・コロール・ホテル


ニュー・コロール・ホテルの屋上








 


 
1995 グアム・パラオ・サイパン (3)

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グアムからパラオへの移動
グアム・パラオへの足
 

●グアム第4日目

 グアムからパラオへの移動2月16日、観光組は午前8時30分発のノースウエスト航空59便で帰国するので、予約していたホテルのバスで6時頃ホテルを出る。南の島でもやはり冬で、まだ星が輝いている。15分ほどで空港に着く。空港はガランとしており、チェックインも待たずに終わる。時間があるのでレストランで朝食をとり、しばらくくつろぐ。
 7時過ぎ見送りを済ませてホテルに戻る。これからは一人旅である。パラオへは明朝7時50分のフライトなので、まずフロントで6時に空港までのバスを予約する。午後には屋上のアンテナを撤収し、その後はバルコニーのアンテナで運用して、夜中12時ごろに運用を終わって荷造りを始める、と一日のスケジュールを決める。
 9時(16日0000UTC)ごろからサテライトにでる。アンテナをAO−13のある方向に向けてループ・テストをする。衛星までの距離が近いためか良好な信号が戻ってくる。CWでCQを出すと、0024、まずJA5LG、続いてJH7DISが呼んでくる。レポートはどちらも559。この調子であればSSBでも大丈夫であろうと、SSBに切り替える。0040、NH6YKが呼んでくる。レポートは54。なんとかQSOができるようである。その後、JA2FGL、W6VPH、JH7DISと続く。衛星の姿勢が良くないためアクティビティが低いようで、パイルアップにはならないが、順調にQSOが続く。結局、0330UTCまでに43局とQSOができ、昨日までの不調を何とか挽回したという感じである。その後は信号も弱くなり、CQを出しても呼ばれなくなったのでサテライトの運用を終わる。
 昼食を済ませてから屋上に設置したアンテナを撤収する。そのほかHF関係の必要な機器だけを残して荷造りしやすいようにまとめる。一段落したので夕方まで14MHzでCWやRTTY、21MHZ でCWなどにでるが局数はあまり伸びない。
 日もとっぷりと暮れた1000UTCから7MHzにでる。たちまちJAのパイルアップになる。1019、地元のNH2K、アランさんが呼んできて、「Wellcome to Guam」 と歓迎してくれる。滞在ホテルやスケジュールなどについて説明。明朝早く出発するので残念ながら  EYEBALL QSO は実現できなかった。
 その後、JAに混じって時々、東海岸やKP4(プエルトリコ)なども呼んでくるが、コンディションはあまり良くない。結局、1311UTC、JA2KPVとの最後のQSOまで約3時間で170局程のQSOとなった。
 グアム滞在4日間の成績は表のように1320QSOで、かなりの数のヨーロッパとのQSOもでき、観光のあいまを見ての運用にしては上出来である。

AA5K/AH2(13〜16 Feb ’95)
    JA AS NA SA EU AF OC Total
3.5MHz CW 129 8 62       1 200
7 MHz CW 333 48 43 3 100 3 12 542
  RTTY 6             6
  Total 339 48 43 3 100 3 12 548
1 0MHz CW 72 6 1   1   1 81
1 4MHz CW 47 24     217 1 3 292
  RTTY 27 2         1 30
  Total 74 26     217 1 4 322
1 8MHz CW 10             10
2 1MHz CW 26 13     19   1 59
  SSB 11 1           12
  Total 37 14     19   1 71
2 9MHz FM 37 1           38
AO−13 CW 4   9         13
  SSB 12   24       1 37
  Total 16   33       1 50
Total   714 103 139 3 337 4 20 1320

グアム第4日目
グアム・パラオへの足
 

●グアムからパラオへの移動

 バルコニーから突き出したアンテナを片付け、全ての荷造りが終わったのは17日午前1時過ぎ。ホテル出発は6時なので、それまで一眠りする。
 5時半ごろ目が覚める。残っていたパンやジュースで軽い朝食をとり、フロントで支払を済ませ、ホテルのバスで空港に向かう。
 空港は大変な混雑で車を止める場所もない。何とか割り込んで止めてもらい、荷物を下ろす。カートを探すが、空いたカートは1台もない。仕方がないので重たい荷物を引きずってカウンターに向かう。各カウンターはガランとしていた昨日とうって変わって、長蛇の列である。各地へ向かうフライトがこの時刻に集中しているようで、出発の迫ったフライトへ搭乗する客を係員が呼びかけて探しだし、チェックインを優先的に行っている。
 1時間ほど待ってやっとチェックインの順番がきた。できるだけ前の方の窓側の席を希望する。座席は9Gでほぼ希望通りである。荷物も何事もなくチェックイン。セキュリティ・チェックを済ませ、待合室に入る。ここも大変混雑しており椅子も全部ふさがっている。この待合室はサイパンへの行き帰りのトランジットで何回か時間を過ごしたが、このような混雑ははじめてである。
 予定の出発時刻が迫ってくるが一向に搭乗案内が無いし、掲示もされない。出発が遅れている便も出ている。係員にゲート番号などを聞いても分からないという。名古屋から来たときの便もゲートがふさがっているということで着陸後しばらく待たされたが、設備が不足しているようで、ターミナル・ビルの増設工事をやっているが、完成はまだ先のようである。
 予定の時刻を少し過ぎてパラオ・コロール行きのCO951便の搭乗の案内がある。機材は727、機内はほぼ満席である。座席はかなり前の方で窓が少し汚れているのが気になるが、窓からの眺めが楽しめそうである。定刻より少し遅れて出発。離陸後、Uターンして再び空港の上を通過して西に向かう。窓の下にはホテルのあるタモン湾からアガナ・アプラ港などグアム島の西海岸が一望できる。

 飛行機はどんどん高度を上げ雲の上に出る。しばらくは機影を雲の上に落としながら単調な飛行を続ける。1時間ほどして高度を下げはじめ、雲の下に出る。やがて島影が見えてくる。ヤップ島である。この便はヤップ経由でパラオに向かうので、うまくスケジュールを組めばグアム・ヤップ・パラオ・サイパンの4カントリーを回ることが出きる。
 ここで降りた人は10名ほど、乗ってきた人はいなかったようである。30分ほどして再び離陸し高度を上げて行くが、雲の上に出るまもなく高度を下げはじめる。やがて周囲をエメラルド・ブルーの珊瑚礁に囲まれた島影が見えてくる。パラオで一番大きいバベルダオブ島である。空港はこの島の南端にある。飛行機は高度を下げて行くが、空港の上空を通り越し、コロール島を右手にみてさらに南下を続ける。この海域はパラオ特有の、珊瑚礁が隆起してできたというロックアイランドが点在している。これらの島はほとんどが無人島で、水際まで樹木が密生し、遠くから見ると、いもむしや蚕が群がっているように見え、すばらしい眺めである。飛行機はどんどん高度を下げ、速度を落として遊覧飛行をするようにロックアイランドの上を飛行して行く。

 やがてUターンして着陸体勢に入り、再びコロール島を右手にみて空港に着陸する。
 入国手続きは入国カードを係員に渡すだけで簡単に終わり、荷物が出てくるのを待つ。アンテナのバッグはすぐに出てきたが、スーツケースがなかなか出てこない。飛行機から車で運んできた荷物が全部テーブルに下ろされたが見あたらない。係員に荷物が無いようだが、と聞いてみると、もう1台分あるので大丈夫とのこと。結局一番最後になってしまった。通関は簡単でほとんどフリーパスである。
 外へ出てタクシーに乗ろうと探していると、「ニュー・コロール・ホテル?」と声をかけてくれる。頼んでいなかったが、ホテルからの出迎えのマイクロバスである。40分ほどでホテルに到着する。ホテルはコロールの街の中央にあり、少し古ぼけた鉄筋3階建てである。
 チェックインを済ませて部屋へ案内してもらう。部屋は334号室、3階の奥の方である。333号室が無線をやるのに一番良いと聞いていたが、その部屋も奥まったところにある。窓からフィーダーを引き込めるのかな、と思いながら、とりあえず荷物を運ぶ。アンタナは屋上を自由に使って良いと、案内してくれる。屋上はかなり広く、1.8MHzのアンテナも何とか張れそうである。
 軽装に着替えてもう一度屋上に上がってアンテナをどう張ろうか、ケーブルをどう引き込もうか、と考える。やはり334号室ではうまくない。屋上への階段に近い336号室がベストのようなので、フロントへ行って部屋の変更をお願いする。部屋は空いていたようで、すぐに変更をOKしてくれる。336号室であれば屋上から10mのケーブルで引き込めそうである。
 正午も過ぎたので昼食をとってから作業をはじめることにする。ホテルには中華料理のレストランがあり、食事の心配がいらないので我々日本人にはありがたい。
 
 

グアム第4日目
グアムからパラオへの移動
 
 
 

●グアム・パラオへの足

 グアムはパラオをはじめ、ミクロネシア方面への中継地となっている。グアムへは東京からは日本航空・全日空・ノースウエスト航空・コンチネンタル航空ミクロネシア、大阪からは日本航空・全日空・ユナイテッド航空・コンチネンタル航空のフライトがほとんど毎日あるほか、福岡・沖縄・札幌・仙台からコンチネンタル航空ミクロネシアのフライトがあり、全く問題はない。
 グアムからパラオへはコンチネンタル航空ミクロネシアの早朝の便が毎日、夕方の便が火曜日と土曜日を除いてある。うち、水・金・日曜日の便はヤップ経由となる。パラオへはすばらしいロックアイランドが眺められる早朝の便がお薦めである。グアムに滞在するときは時間を気にしなくて良いが、乗り継ぎの場合はグアムに深夜到着する便の方が一泊せずに済むので好都合と思う。
 パラオからグアムへの帰りの便は午後から夕方に到着する便が毎日あるほか、深夜に到着する便が水・木・金・日曜日にある。乗り継ぎの場合はやはり深夜到着の方が都合が良い。ほかに月曜日にサイパン経由の深夜便がある。サイパンにも滞在するのであれば、この便が好都合である。
 

グアム第4日目
グアムからパラオへの移動
グアム・パラオへの足
 

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