======== AHC NEWS #61 ========
( 2007年2月20日発行 )

★私のアマチュア無線史(20)    JA3JM 清水 彰夫 


  
★9R−59

   ログブックを見ると1961年は極端にアクティビティが落ちている。思い出してみると、自作の
  受信機に嫌気がさしてきたのと、AM放送局を2局使ったステレオ放送が始まったりしてオーディオに
  興味を持ち出したためのようだ。

   これではいかんと、当時発売されていた受信機キット「9R−59」を購入した。組立、調整は
  1週間ほどで出来たと思う。選択度や感度が今まで使っていた自作機とは雲泥の差である。

   しかし、使い込んで行くうちにいろいろと不満が出てくる。

   まず、バンドによってチューニングの感覚が異なる。チューニングはメインダイヤルでバンドを設定
  してバー二アダイヤルで実際のチューニングを取るのであるが、各バンドでスプレッドの範囲が異なる
  ので自ずとチューニングの感覚が異なってくる。これはクリスタルコンバーター「SM−5」を購入して
  解決した。各バンドが3.5MCに変換されるので、同じ感覚でチューニングが取れる。また、
  周波数目盛を作って貼り付けたので、各バンドとも周波数が直読できるようになった。高いバンドで
  周波数が不安定であったが、これも解消された。

   次にCWをメインにやっていたのでやはり選択度が不充分である。これは2・3年後になるが、
  国際電気から発売されたメカニカルフィルター(CW用)を取りつけてほぼ解消した。

   その他、検波回路を6BE6を使ったプロダクト検波に改造したりして、後年SSBトランシーバー
  「FT−101」を購入するまで、かなり長期に渉って使用していた。

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