======== AHC NEWS #51 ========
( 2005年6月20日発行 )

★私のアマチュア無線史(10)    JA3JM 清水 彰夫 


  
★JARL関西支部ミーティング

   JA3AF 桜井さんのご紹介のほか、JA3AE 武井さんから届いたQSLカードにもミーティングのお誘いが
  ありましたので、吉田君と一緒に出かけることにしました。

   1952年の11月下旬だったと思います。近鉄電車であべの橋に出て、天王寺公園の前から市電に乗り、
  「上本町九丁目」で降ります。そこから少し北へ行って西に入ったところにある「大阪市立児童文化会館」
  がミーティング会場です。部屋を全部見て回りましたが、どの部屋もガランとして人の気配はありません。
  時間が少し早かったので、玄関わきの陽だまりで待つことにしましたが、だんだん心細くなってきました。

   30分ほどして最初に来られたのがJA3AA 島さんでした。声をかけてくださり、ミーティング会場の部屋まで
  案内していただきました。他に、JA3AC 湯浅さん、AE 武井さん、AF 桜井さん、AI 田地さん、AO 小野さん、
  AT 米本さん、AU 塚村さん、AX 前野さん、AW 長町さん等の OM方が出席されていたと思います。
   ミーティングの内容は忘れましたが、ますますDXへの魅力が増していったように思います。

★受験勉強

   中学3年の2学期も終わり、高校受験に本腰を入れなければいけない時期になりましたが、こちらは
  「ほったらかし」で、アマチュア無線の受験勉強に没頭しました。当時の資格は「第1級アマチュア無線技士」
  と「第2級アマチュア無線技士」だけで、いずれも一次試験と二次試験があり、記述式の問題でした。

   とにかく、「14MCのCWに出たい」という一心から「第1級アマチュア無線技士」に挑戦することにしました。
  電信は欧文の受信は一応出来ましたので、「送信」の練習です。和文は一からで符号の記憶から始めました。
  幸いにも、吉田君も一緒にやるということで、毎日、学校の帰りに私の家に寄って、CWの練習をしました。

   最大の難関は「無線工学」です。何しろ周波数やインピーダンスの計算が必要ですし、オームの法則を
  はじめ中学生には手に負えないような内容です。当時はアマチュア無線用の参考書も出版されていません
  でしたから、本格的な専門書や「第1級無線通信士」や「第1級無線技術士」の問題集で勉強をしました。
  実際にこれら「第1級無線通信士」や「第1級無線技術士」と同じ問題が「第1級アマチュア無線技士」にも
  出題されていました。

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